ビールの醸造所、ブルワリーの開業を考えたとき、右も左も分からない中、ネットを検索するといくつかのコンサルタントが存在しました。
私たちもそのコンサルタントの門をたたくことになるわけですが、、
- 株式会社船井総合研究所
- アウグスビール株式会社
- カウボーイクラフト
- ライナ株式会社
- 備後福山 ブルーイング カレッジ
- その他
サイトから問合せ、後日、説明を聞きます。
目指すビール醸造所のお話
私たちにとって一番気になる部分はやはり資金面です。
いくらかかるのか?と
醸造設備は安くなりました。
醸造設備はこれぐらいですと、
上記のコンサルのページにも書いてあったり、そういった資料も簡単に手に入れられます。
醸造所を開設するに当たって
見えないコスト
これは実際に動き出してから、気付く。
最後の最後に。
相談して、どの位かかりますか?
じゃあ、やります。
話が進んで進んで具体的になった頃に出てくるコスト。
醸造所に醸造設備を入れるのは分かるが、
実際に稼動させるには、キッチンなどのように溝を掘って、排水設備から汚物がそのまま排水されないように除外装置だったり、
給水設備、電気やガス設備の増強だったり、
一つ目の見えないコストは、醸造所の設備工事です。
実際に、これらの設備工事が醸造設備と同じくらいかかります。
もう一つの見えないコストは、
設備工事と同じ部分に入るかもしれないが、、
切り離して考えないといけません。
発酵タンクや冷却設備などをそれぞれつなげるための設置配管工事です。
軽く200万円とか、かかってくるわけです。
大きいです。
以上の設備工事と配管工事の二つが最後まで見えません。
確かに設置しようとする建物にもよるだろうし、導入する醸造設備にもよるため、最後の最後にしか確定できないコストでもあるのも事実ですが、、、
コンサルの門をたたいた時点ではこれらのコストが全く見えないのです。
あるコンサルはこのあたりのコストを伝えることなく、「やる気が重要」とセールスマンばりのマシンガントークをぶつけてきます。
あるコンサルのサイトを見ても分かるように醸造設備は1000万円程度です。以上。
これまで書いた様に
醸造設備(1000万円程度:これも安いもので)+設備工事(500~1000万円程度)+設置配管工事(200万円程度)
なので、醸造設備の他に約1000万円は必要ですと
予め言わないと、、
私もこれまでセールスを経験してきましたが、この現状はあまりに「不誠実」と感じます。
一方で彼らがこれらのコストを最初に出さないのは意図的と私は考えています。
それは、ある一つの経験がそう考えた理由です。
それは、またの機会に記録に残したいと思います。