鹿児島県の奄美大島は、2021年7月に世界自然遺産に登録が決定しました。
そのような環境下で奄美大島でのクラフトビール醸造。
自然環境に留意した醸造をおこなっていかなければなりません。
まず、
私たちのブルワリーでは、電気を熱源としたブリューハウス、醸造設備を導入します。
一方でダイレクト式、直火式は、大きなガス代に大きな寸胴をのせるラーメン屋さんのイメージ
多くのガスを使用すれば、その分、排出ガスが出て、今日の脱炭素に逆行することにもなります。
電気では時間がかかるとか、料金が高いとか、指摘されましたが、この部分は譲るべきではないと考えます。
将来的には、これらの電気を自分達で賄うこともやっていきたい。
例えば、太陽光発電であったり、風力発電です。
次に
作ったクラフトビールは、瓶に入れます。
昨今、多くのブルワリーは、缶にシフトするなかで、逆行してるかもしれませんが、
瓶を洗って再利用をしたいと考えています。
相談に乗っていただいてるコンサルは、驚きますが、
私は、いたって、本気です。
何故なら、
再利用することでの環境対策という部分以外に
離島という大きな大きなハンデが存在するからです。
奄美大島に瓶を仕入れる(輸送する)と一瓶の価格は50~68円になってしまうのです。
そのほとんどは、運送費です。
実際に便業者に見積もりをお願いすると何と一瓶当たり、、、26円!
仮に瓶が28円とすると54円(26円+28円=54円)となります。
これに消費税をのせると58円を超えてきます。
高いのです。
1時間あたりにどの位の洗浄ができるか分かりませんが、
1本洗うのに1分はかかると想定すると1時間で60本の洗浄が可能です。
1時間に60本の洗浄ができれば、3480円(=60×58円)
時給2000円にしてもおつりが出そうです。
こんなにうまくいくか分かりませんが、、
いずれにしても、貴重な瓶です。
洗って、また、使うべきと考えます。
これも自然環境への負荷を減らすとこにつながります。
そして、
豚を飼いたい!?
将来の話ですが、
醸造時に出る麦芽のカス
廃棄するのは、もったいないと単純に思います。
実際に食べてみたのですが、充分に豚が食べてくれると思います。
ビール豚の出来上がりです。
奄美大島は畑もありますから、肥料にも充分使えるはずで
農業には参入したいところです。
そうなのです。
ビールを作ると夢が膨らみます。
やりたいこと、やるべきこと、たくさん、あります。
とはいえ、まずは、
醸造所の開設完了に全力
計画から遅れること、3か月
完成後には失敗談として、皆さんにも共有できればと思います。