ビール醸造所は装置産業といいますか、
初期費用はそれなりにかかります。
私たちは、まず、ものづくり補助金に申請をしました。
今は補助金申請のサポートをする士業さんたちも多く存在します。
30万円くらい支払い、雛形の様な資料をもらい、それに合わせて文章(計画)を書いていく、
士業さんは添削してくれます。
さすが、補助金の肝をしっかり把握している感じはします。
実際に採択になったら、
その採択された補助金額の15%を成功報酬として支払うというものです。
中には、この15%が20とか、25とか言うコンサルなんかもいます。
私たちも利用しました。
30万円支払い、計画を作り、申請。
結果は、
不採択、不採択、不採択
都度、ブラッシュアップしていきましたが、3回も「不採択」
最初は添削なども細かかったが、次第に連絡も無くなる。
彼らにとれば、数打てば、誰かは採択されるだろうという程度ではないだろうか。
しかし、この不採択もその不採択となった利用を教えてくれるようになりました。
ごもっともな不採択理由。
ただ、一部の理由は粗探し的なものも。
ものづくり補助金で何度もフラレてきた、経験もあり、かなりブラッシュアップされたのか、どうか、
コロナ禍において、政府は「事業再構築補助金」という補助金をスタート。
その1回目枠にさらにブラッシュアップした計画を提出しました。
なんと、「採択」となりました。
最初の「ものづくり補助金」の申請から7ヶ月後のことです。
もちろん、これまで約1年かけて調査、準備していたものです。
初期費用の2/3を補助金としていただけるのです。
総事業費は3500万円程度、2300万円ほどが補助金となります。
採択されたからといって、必ずもらえるものではありません。
色々な提出物や必要なことが沢山あり、それは、補助金申請時の計画を作る以上に大変です。
しんどい作業が続きます