奄美ビール株式会社の奄美ブリュワリーは、2024年11月より屋仁川(やんご)のクラフトビール「やんごナイトセゾンジャスミン」を発売します。
奄美ビールは、株式会社バイオラボ(本社:鹿児島県奄美市 以下「バイオラボ」)の農学博士である髙木惣一氏らとともに新たなクラフトビールの開発・製造について検討を重ね、この度、「やんごナイトセゾンジャスミン」の発売にこぎつけました。
バイオラボは、奄美大島に数多く存在する耕作放棄地の問題解決に向け、地域循環型エコ生産システムの導入に取り組んでいる企業です。
2023年より開始した、亜熱帯地域である奄美大島でのホップ栽培への挑戦では、少量ながら初年度よりホップを収穫することができました。2年目となる今年は、奄美大島産ホップを用いたクラフトビールの製造を目指し、ホップの栽培量も増やしました。しかし、不慮の事故による代表の他界により、プロジェクトが暗礁に乗り上げかけましたが、縁あって奄美ビールとともにクラフトビールの製造を行なうことになりました。
奄美ビールは、バイオラボと協力しながら、将来的には奄美大島産ホップの栽培にも関わって行ければと意欲を持っています。
やんごについて
奄美群島の中で一番大きい奄美大島。
その中心地、奄美市名瀬地区に屋仁川があります。
「やんご」というのは、「屋仁川」の方言読みで、もとは川の名前でした。
奄美市名瀬地区の飲食店は、もともとは町の中心部にありましたが、料理屋が町の中にあるのは風紀上よくないという理由で、今から114年前の明治44年(1911年)、屋仁川通りへの移転通達が出されました。
黒糖や大島紬取引の商談の場として、「やんご」は発展しました。
それ以来、酌婦のいる飲食街のことを奄美では「やんご」と呼ぶようになりました。
今では、鹿児島県第2位の繁華街にまで成長しました。
やんごの地ビール
奄美最大の歓楽街「やんご」に漂う酌婦の白粉(おしろい)の香り。
夜になると花が開いて強い香りを漂わせる「夜香木(やこうぼく)」。
奄美では歓楽街やんごの酌婦の白粉の香りにたとえ、夜香木を「やんご花」、「おしろい花」などと呼んびます。
「夜香木」は通称、ナイトジャスミンと呼ばれることから、やんごの地ビールには「やんご花」の香りをジャスミン花とホップでビール職人が再現するクラフトビールです。
ぜひ、奄美大島・屋仁川へお越しいただき、「屋仁川でしか飲めない」「屋仁川でしか買えない」奄美大島産地ビール「やんごナイトセゾンジャスミン」をお楽しみください。
買える店飲める店
123マート
鹿児島県奄美市名瀬入舟町3−8 エヌワンビル 1F
0997-57-6666
SPORTS BAR アスリート
鹿児島県奄美市名瀬入舟町17−12
0997-53-8522
AMAMI BEER HALL
鹿児島県奄美市名瀬港町1−2 松第2ビル 1階
0997-58-8100
奄美大島料理かめ
鹿児島県奄美市名瀬金久町2−13 森山ビル 1階
0997-57-1222